懐かしの「マクロス7」熱気バサラのギターです。
テーマは「アニメチックギター!」
木材を使って本物のギターを作る事は可能ですが、
重い、持ち運びに不便など、ヤンの工作理念に反するので、
軽く、分割可能、出来るだけアニメっぽい未来ギターを
目指して製作することに決めましたとさ。
今回も製作途中の写真が無いので、イラスト、テキスト、完成品の
部分写真で、お送りしますよ。

まずは、設定資料を見て形を確認。
でもって方眼用紙に製図後、拡大コピー。それを型紙にします。
いつもの通常の流れです。
ギターは大まかに、ヘッドとネック、ボディーの2パーツに分かれてますが、
バサラギターはヘッド、ネック、ボディの3パーツに分けられそうなので
3分割して持ち運べるように、分割方法を考えて製図してみました。
とは言え、各パーツのサイズがバランス悪いと
不恰好なので、実際のギターを採寸して各部のサイズを出しました。






短すぎず、長すぎず、実際のギターサイズに合わせて
各パーツのバランス取りした結果がコレなわけです。

次は素材ですね。
今回は本体に発泡スチロール(ハルコンネンを作った時の余り)
デコパネを使いました。
何と言っても軽さが魅力。
型紙を当ててマーカーで形を写し取り、ニクロムカッターで切断
サンドペーパーできれいに形を出します。
ボディとヘッドですが、黒いライン部は一段落ちているんです。
発泡スチロールを彫るには、キッツい作業なので
デコパネを同じサイズで切り出して、ライン部に当たる所を切り捨て
スチロールに接着します。
水色の半球は、ハンズの透明半球を塗装したものです。




ヘッド部
こんな感じで分割して貼り合わせます。
水色=発泡スチロール
黄緑=デコパネ

色付けはカッティングシートの薄い水色と薄紫と黒です。
順番で行くと
@スチロールに半球取り付け。
A黒のカッティングシート貼り付け。
Bデコパネ接着。
C紫、水色貼り付け。
ってな順番で組み上げてます。
ボディに張り付いている物。
ピックアップ部はゴム板やデコパネ。
トレモロユニットにあたる部分は、ボディと同じつくりです。
トレモロアームは、本物を楽器屋のジャンク品で見つけたものを
差し込んでます。
羽みたいなのはデコパネを切断、エッジを落としてそれっぽく作ってます。
写真では見えないのですが、ストラップを取り付けるポッチリも
楽器屋で購入、取り付けているので実際にストラップをつけて
肩から下げる事も出来ますよ。
ミュージシャン気分満喫です。

次はネック部です。
素材はデコパネ。
型紙に合わせて切り出した物が3枚
それを貼り合わせて厚みを出してます。
色付けは勿論カッティングシート。
写真で見ると木材に見えますが、木目のシートなんです。
3枚の内、上1枚が木目、下2枚が黒を使用してます。
フレットはエバーグリーンの半丸プラ棒を使用。
実際のギターと同じ間隔で貼り付けてます。

今回一番頭を悩ませたのが、弦。
本当の弦を使用するか、自由素材(針金を樹脂でコーティングしたもの)
を使うか、とりあえず自由素材を選択したのですが
どんなに長さをばっちりにしても、ダランとしてテンションを保てないのです。
まっすぐにするには、フレットに貼り付けないとダメなのですが、
弦って浮いている物なので、美意識が許しません。
実際の弦を使っても同じ結果だったでしょう。
泣きましたねぇ、悩んで悩んで頭が痛かったので、
束ねていた髪をほどきました。
・・・・・・・。
ぬはぁぁぁっ!!
バッチリの素材がありました。
細いゴムヒモです。
灯台下暗しでしたよ。
デコパネで作った台座に穴を開け、ゴムを通し
先を結んでホッチキスで固定。
ネックの先とトレモロユニットの間の長さより、少し短く設定したので
取り付けてみると、ピンと張ってバッチリでした。
おかげで微妙な音も出せるし(どの弦弾いても同じ音だが)
ミュージシャン気分満喫です。

それぞれのパーツの接続はマジックテープを使いました。
ギターをバリバリとバラすのは滑稽ですが、
その結果コレだけ分割出来、持ち運びは楽でしたよ。






軽い!コンパクト!!
未来ギターはこうでなくっちゃねぇ。

まぁそんなこんなで完成です。
粗を探せばキリが無いのですが、結構気に入ってます。
比較的簡単な工作技術で出来ますので
妙な未来ギターを持ったキャラをする時は、参考にして
ミュージシャン気分満喫してください。

SEO [PR] 爆速!無料ブログ 無料ホームページ開設 無料ライブ放送