BLACK CAT三部作(今決めた。)クリードの剣イマジンブレード。
生物と無機物の融合。
作る側にすりゃ、非常に鬱陶しいテーマです。
しかも今回、写真がほとんど無く、テキストとイラストがメインになります。
まずは方眼紙に製図した物を拡大コピー。
事前に持つ人間に合わせたサイズを出しておき、
それに合った倍率で拡大。でかすぎるので部分部分の貼りあわせで一枚の
型紙にします。
型紙を使い、芯材になるイラストボードに写してカッターで切り取ります。
余談 元々芯材には塩ビ板を使うはずでしたが、
    切り取る内から、パキパキ折れてダメでした。
    泣く泣く作業を中断、枕を涙で濡らしましたよ。
こんな感じ。型紙
芯材を使い、メイン素材のブルースタイロフォームに形を写して、
ニクロムカッターで切断していきます。
大まかに六つのパーツを切り出します。
断面     側面
@ 芯材のイラストボード
A 本体になるスタイロ
B 顔の膨らみ部分となるスタイロ
C グリップ部になる塩ビパイプの接続部を隠すスタイロ
これらすべてのパーツを接着。
スチロール用の接着剤もしくは、強力両面テープを使いましたよ。
切削作業に移ります。
角をニクロムカッターで、大まかに切断していきます。
さらに荒めのペーパーで荒削りして、滑らかな曲面を出していきます。
ある程度の曲面が出たら、細かい目のペーパーで表面を慣らして
さらに曲面の修正。
顔部分のエラや、目の窪み、口の中をリューターで削っていき、凹ませた後
ペーパーで表面処理。
余談 顔の表情付けはもうインスピレーションの世界で、
    削っては眺め、削っては眺めの繰り返し。
    生き物っぽく、鮫っぽく仕上げましたよ。
歯については後で。削り出し削り出し
その他の細かいパーツをスタイロで作ります。
歯、棘、柄。柄は設定通りの形を削り出し、グリップが差し込めるように
リューターで穴を掘っていきます。
棘や歯はスタイロの余りの削り出し。
歯科技工士気分で、わざと不揃いにペーパーで削っていきます。
接着はスチロール用ボンドで。

仮組み

塗装に入ります。
下地処理にジェッソを塗ります。
水で薄めたジェッソはある程度スチロールの質感を
隠蔽してくれます。
完全に隠蔽するにはモデリングペーストというものがありますが、
固まってからペーパー掛けしないとダメなので
時間的にパス。
つや消し黒スプレーを吹いた後、つや有りシルバーで刃の部分を塗装。
境目をグラデーションっぽく、仕上げます。
眼の周りをピンクで筆塗り。
口の中を赤スプレーで塗装。

塗装塗装

目玉はドール用の目玉を使いました。
大小様々な物があるのですが、小さ過ぎるとわかりづらいし
大きいと可愛く見えるしで、サイズ選びが大変でした。

目玉あおり

最後に鍔を厚めの塩ビ半球で。塗装はゴールド
グリップに合皮を巻きつけて完成。

グリップ

完成二分割

ワークへ。
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