1992年聖羅の生まれたその年の冬、近所に一匹の子猫が捨てられていました。
段ボールの中には他にも子猫が入ってた形跡があり、最後に残ったのがこの子だったのでしょう。

片目が潰れてる風に見え、いかにも誰も拾う子とはなさそうだったので
一時保護しようと連れ帰ったのが猫を飼う始まりでした。

トオイ(犬)も居るし猫、嫌いなんで飼う気はなかったんで飼い主を捜すつもりでした。

きっとこのままだと凍死するだろうと思って拾ったはいいが、生まれたばかりで自分でおしっこも出せないこの猫、
朝を待って即 動物病院に連れて行き、医師に飼い方、育て方のノウハウを聞き
哺乳瓶やミルクを揃えて引き取り手が見つかるまで聖羅と同じ様に育てることになりました。

潰れてると思った目は病気でもなく、ただ目ヤニで塞がってただけで安心しました。
そんなの見て判らないくらい猫に対しての知識は皆無の私・・・。


(注:聖羅は私の娘ですw一応)





でも雑種の猫の引き取り手はなく、結局そのまま飼う羽目に・・・。

ミルクやってはお湯で濡らしたティッシュでお尻を刺激させて排泄させ、聖羅共々離乳食を作り食べさせ、
双子を生んだつもりないんだけど、そんな感じの毎日でした。

私の苦労もつゆ知らず、ちゃあちゃんはりっぱに凶暴に育っていきました

いろんなイタズラを繰り返し、家の中を色々改善させられました。

観葉植物が好きで色々置いてましたが、土を掘られる、
木に登られる、葉っぱかじられる、柱に爪を立てられえぐれる、
テレビの裏に潜り込む、線を齧られたら危ないので、
入れないようにし、呼んでも出てこないので何処にいるのか
判るように首に鈴を付けたこともありました。

首輪の類は嫌いなんですぐ外しましたが、まあ、色々
やってくれましたよ。
ミルク飲むとき、爪を立てるんで手が傷だらけになり
皮手袋をしてミルクやってました。

猫って三次元で動くんでホント、大変でしたが、
5年も経つとやっと呼んだら来てくれ、一緒に寝てくれる
までになりました。
好き勝手に人間を毛布同様に扱い、見下してるかのような態度。
ムカつくんですが冬は暖かくて気持ち良いです。

ただし手を動かすと噛まれるんで、注意が必要です。
ひなぎくが来た当初は出ないお乳をあげる仕草まで
見せてくれ、凶暴でも母性本能があるのを教えてくれたちゃあ。


大人になったひなぎくとはケンカ(死闘)をしたり
仲良く寄り添ったり・・・。

何ヶ月もケンカをしてた時はホント困りました。

猫って何を考えてるかさっぱりわかりません(=_=)

『ちゃあの凶暴伝説』

とりあえず、家に来た人間は鉄の爪の制裁を受ける。
ひどい時は血が出るほど噛み付く。

もちろん膝の上に居て可愛いからって撫でてる人間にも容赦ナシ!

普段テーブルには乗らないように言ってて
滅多に乗ってこないんですが、新聞読んだり何か
書き物してる時は邪魔しに来ます。

2人で来ます(-"-)
年を取るごとにやはり老いには勝てないのか、
近年めっきり動きが大人しくなってきました。

高い所に登れなくなったり、下りれなくなったりして
助けを求められます。


でも見た目はツヤツヤして健康で若い猫のようです。


(この時14才)→
身体が小さいのは日本猫のメスの典型だと聞きました。

おとなしそうにしてますが、この後噛まれました(=_=)
ひなぎくと違い、写真撮るときはいつもジッと
してくれるので絵になるちゃあちゃん。
布団乾燥機大好きで、すぐ潜りに来ます。
たまに舌が出しっぱなしになってる時があります。

年のせいで舌が緩んでるのか?と心配しましたが
子供の時でも出っぱなしの子は出てるそうですw



猫って何年くらい生きてくれるのかな〜?

まさか飼うつもりなかったのに、気付けば14年。
情もあって今更 人にも渡せない、大事な家族になってしまってます。

猫って好きじゃないけど、ほっといても育つし、犬とは違った魅力のある動物ですね。



ちゃあはひなぎくと違って母親を知りません。
だから母親のお乳を飲み足りなかったのでしょう。
大人になった今も年老いても時折、毛布などに手を押し付け揉みながらお乳を吸う仕草をします。

ひなぎくは十分お乳を吸って我が家に来たのでそういう仕草は見せないんですが
やはり捨てられてた子と母親と接した子との差を思い知ります。

猫うや犬でも人間と同じ、辛くて寂しくて哀しくて楽しくて怒りもします。
同じ様に感情があるんです。
モノを言わないからといって捨てたり、小さな命を粗末にする人間の傲慢さは許せませんね。

年を取って大人しくなったとはいえ、凶暴さに変わりなし!
腹立つ事も多いけど、このまま長生きして欲しいと願うばかりです。



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